さあ、やっとここまで着きました。面接バイブルの第一章の最後です。
お疲れ様でした。
ここまでの項目を、しっかり自分のものにされていれば、過去に出たお父さんへの
質問に99%返答できるように、このバイブルは作られています。
ただ、判ったのと、出来るのとははるかな違いがあります。その溝は、努力と練習で
必ず埋めることができます。 個別相談はそのためにやっています。どうぞご活用
ください。
さて、面接が終わりに近づき、リラックスし始めたころ、面接の先生から
「最後になりますが、なにかありますか?」と、お父さんに聞かれることが
あります。
何を答えますか?
必ず伝えなくてはいけないことは、「私ども家族の話をきいてくださった先生方へのお礼」です。
忘れないでください。
「わが子のことを思うあまり、お願いすることばかりが頭を占めて、相手を思いやる心、
感謝の心、謙虚な心を忘れてしまう瞬間です」
その上で、志望理由等で言いのこした想いを、短めにお話しください。
最後の最後まで気を抜かず、深く礼をして、ドアを閉める後姿まで見られていること
を決して忘れないように。