さて3つ目の地雷!「教育論」「社会論」です。
たとえば、
「ゆとり教育についてどう思われますか?」
「私立と公立についてどう思われますか?」
「いじめを取り巻く 学校の指導についてどう思われますか?」
「国際化社会についてどう思われますか?」
「お子様に携帯を持たせることについてどう思われますか?」
「最近の子どもを巻き込む凶悪犯罪についてどう思われますか」
と、多岐にわたります。
「宗教」に比べれば、どのお父さんもソコソコしゃべれると思います。
ただ、その分持論が出たり、謙虚さを忘れ、教育者である先生方の前で、教育論を
ぶちまけてしまう危険性があるのです。
特にしゃべることに自信があるお父さん、仕事で地位の高い地位に就かれているお父さんは
要注意です。
以下のポイントに注意してください!
① お父さんならではの視点
ビジネスの世界に生きるお父さんならではの、広く、遠い先まで見越した視点を要求されます。
ただし、子どものための面接であることをお忘れなく!話しの結末は、「子供達の将来のために」
といった様な着地点が望まれます。
また、目線の低さ、子どもの目線に合わせることも、大切です。大きなテーマであっても
身近な問題に置き換え、わかりやすい言葉で話すことは、とてもポイントが高いのです!
② 教育の批判はタブー
ここにも「地雷」が埋まっています! たとえ公立校のことであっても、先生や学校を批判しては
絶対にいけません。
「今は公立校の批判であっても、入学後、なにか学校の方針と、行き違いがあったら、
いつかは本校の批判にまわるだろう!」と思われてあたりまえですよね!
「お受験の本質(2)」をもう一度、思い出してください。
あくまで「私ども親は、学校の指導を仰ぎ、方針にしたがい、地域と連携して子どもを守り
育てていかねばならないのです!」
絶対に忘れないでください!
③ 得意な分野ほど要注意!
得意な分野の質問が来ると、それだけでホットするものです。(私もそうですが)
でもそのようなときほど、しゃべり過ぎないように注意してください。
謙虚さと誠実さが薄れた瞬間が 一番危険です!
「携帯電話とパソコン」に関する質問は とても多く、大切なことなので
後ほどゆっくり触れることとします!