「共働きなんですが 大丈夫でしょうか?」というご質問を受ける場合がありますが、
「いくつかのポイントをしっかり抑えれば大丈夫です!」とお答えしています。
① 家庭のバックアップ体制!
特に幼稚園受験では、「日々の通園、通学、持ち物管理といった生活面が おろそかに
ならないか?」 という点を注視されます。 小学校においても進行の早い勉強や、宿題
の管理面でも確認の質問があるかもしれません。
そうした、幼稚園、学校側の心配を吹き飛ばすだけの根拠を、父親が話す必要があります。
夫婦の連携、祖父母のバックアップ等、学校行事が最優先で、自分も全面的に協力する
覚悟があることを伝えます。(これは クチだけではダメです。志望校選択の段階で
夫婦でよくよく話し合っておくべきことです)
② 女性の職業観について
世の中の流れが「自立した女性」を望み、 そのことを推進する学校も増えてきています。
東京女学館も「二十一世紀国際的に活躍できる女性の教育をめざし、
リーダーシップ教育に力を注いでいます」と明記しています。
その最先端を行く家庭であり、そのことに協力を惜しまない夫であることを、しっかり
伝えるチャンスです。夫婦で社会に貢献することを前面に出し、経済的な理由で
共働きをしているのでは?というネガティブな要素を払拭してください。
これは 働いている奥様自身がいうより、それをしっかりサポートするお父さんが言ってこそ
価値があるのです。
幼稚園、学校側が抱きやすい 「共働きだけど、日々の生活、勉強に支障はないかしら?」
「経済的に苦しいから、共働きなのかしら?」といった不安を、お父さんが自信を持って話す
ことによって、取り除いてください。
そして、「自立する女性」をしっかりサポートし、子育てを最優先し、夫婦で助け合う、
時代の先端を行くファミリーであることをアピールするチャンスです!