幼稚園、小学校受験の面接で、「奥様について」お父さんに質問されることが
増えています。この質問も、お父さんの返答によって大きく点数差がつきます。
試験会場がとてもなごやかな雰囲気に包まれることもありますし、
逆に、奥様から「なんであんた そんなこと言うの!」無言の視線に、会場が凍りつくことも
あるのです。(怖ッ!)
その後に遺恨を残さないように、なにをしゃべるか考え、奥様に「こんな感じで話そうかなぁ?」
と、了解を得ておくのも一つです。(わが家はそうしました)
質問の形は
「奥様はどんな女性ですか!」
「娘さんにはどんな女性に育ってほしいですか?」
「わが校の卒業生である奥様をどうお考えになりますか?」
「奥様の子育てを、どう思いますか?」←(けっこう大切!)
などで聞かれます。
コンテンツはご家庭によりさまざまだと思いますので、ここでは話すポイントを説明します。
① ほめましょう!
幼稚園、学校側はお母さんとの付き合いが深くなります。当然ながら、お付き合いのしやすい
奥様を望みます。その点を意識して「具体的にほめましょう」
できればほほえましいエピソードをまぜて、「こうした点を ぜひ娘も見て成長して欲しい」という
方向性がよいのではないでしょうか?
奥様が卒業生である場合は、より具体性を持たせ、 志望した理由にまで話しを進めます。
② なごやかな雰囲気で!
家庭の明るい食卓がそのまま引っ越してきたようなイメージでお願いします!
「うちは ちがうって!?」 「わが子のために がんばってください」
ここでは奥様の役割も大切です。一生懸命ほめているお父さんを見るお母さんの
「冷ややかな視線」ではこまります。
ニコニコしながら、「うちはいつもこんな感じなんですよ~」といった演出?が必要なのです。
(これはとても大切なポイントです。)
③ 「妻にまかせてます!」はダメ!
「妻がしっかりしていればこそ自分は外で仕事に専念できるのです!」とほめるお父さんが
多いのですが、度がすぎると「家庭はまったくかえりみていません!」というイメージに
つながります。 私立、公立を問わず、父親の子育てへの参加が望まれる今日です。
「その日に子どもに起きたことを、奥様からどうやって聞く時間を作っているか」
「日頃 家庭を支えてくれている奥様に どうやって感謝を伝えているか」
「家事の分担をどうしているのか」
などを、しっかり伝えます。出来ることはお父さんもドンドンやるし!学校の行事には最優先で
参加することをアピールしましょう。
奥様が仕事をもっている「共働き」のケースは次回お話しします。
つづく