幼稚園、小学校受験の面接では 、「お子さんについて」聞かれるケースが
増えています。
これには、「どんな子供なのか」知りたいという理由も、もちろんあります。
しかし、一方で、どれだけ「父親がどれだけ子どもをしっかり見ているか?」を
知ろうとしている側面があります。
「子育ては母親の仕事!家事も子育てもおまかせ!」といった、父親像は望まれていないようです。
それだけ「子どもの人間形成に父親の存在が必要とされている」ということを、学校側も重視している
ということです。
質問のスタイルはさまざまです
「どういうお子さんですか?」
「お子さんの性格はどちらににていますか?」
「長所と短所を具体的に教えてください?」
「成長したなぁと思うときはどんなときですか?」
などなど
個別相談では 夫婦でそれぞれ、こどものいいところ、気になる点を5個づつ書き出してもらいます。
その上でよく話し合い、良い点3つ、気になる点1つに絞りましょう。
絞り込めましたら、わが子の良い点がわかっていただけるようなエピソードをさがしましょう。
小学校受験では「より具体的な返答」が求められます。通り一遍の返答ではなく、わが子の性格が
伝わるような、面接会場がなごむようなエピソードがあれば最高ですね!
一方、短所については、正直に答えるべきですが、あまりたくさん並べるのも問題ですね!
とくに男の子に対して、父親の目は厳しくなりがちです。ご夫婦で話し合い、何を伝えるか
決めておきましょう。
大切なポイントは 長所は幼稚園、学校に託し伸ばしてほしい点であり、短所はおぎなって
ほしい点であるということです。要は、志望理由と最終的につながるということです。
「至らない点もありますが、だからこそ ○○の教育方針の一貫教育のもと、親子ともども
ご指導いただきたい」という形が望ましいのではないでしょうか。