お受験の面接で、「お父さんとお子さんの日常でのかかわり」について、質問されることが
増えています。
子育てを奥様にまかせきりにするのではなく、積極的にかかわる父親像が望まれて
いるのです。たとえばこんな質問です。
「お子さんが今夢中になっていることはなんですか?」
「好きな テレビ、歌、本、あそび」
「最近、成長したなぁと思われるのはどんな点ですか?」
「お子さんとは普段どんな遊びをいっしょにしますか?」
などなど、、、
スラスラと答えられるお父さんもいれば、正直に言って「平日は帰るのは10時過ぎ、休日も
疲れて子どもと遊んでいないなぁ~」というお父さんもいらっしゃることと思います。
お受験の面接が終わっても、親子の関係はズ~ッと続きます。これを機会に、なにか、
子供と継続的にかかわる習慣をもたれてはいかがでしょう?
仕事もフル回転、休日は全て家庭サービスとは行かないと思います。
なにか一つでも良いので、「子どもとお父さんの時間」を意識的に作られることを
おすすめします。
休日の夜だけは、お父さんが寝る前に本を読んであげるとか!
休日の夜だけは、お子さんとお風呂に入るとか!
日曜の朝だけは、近所の公園にいっしょに遊びに行くとか!
わが家では、日曜の夕食は私が作ることにしています。食材の買い物は子どもといっしょに
スーパーに行きます。私が作っていると、興味があるのか「わたしもお手伝いする」と言って
きます。 この時間だけは妻には休憩してもらっています。
子どもとは、「いっしょに作業しているときや、同じものを食べている時が一番会話が
はずむようです!」
自分の時の面接では 「休日のすごし方」「お子さんとのすごしかた」「お手伝いをしてますか」
「奥様との役割分担について」などなどで ずいぶんこのネタは、使わせていただきました。
(助かりました~)
お父さんの料理と言うのは面接の先生方にも「なかなか評判いいですよ~!」おすすめです!
キーワードは「お父さんにはお父さんのやり方がある」と言うことなのです!
本を読むのも、お風呂の入り方、洗い方、料理の仕方、味も
「お母さんとちがう」ということに大きな意味があるのです。それが子供達には新鮮なのです。
お母さん達にお願いなのですが、どうぞ、お父さんのやり方がハチャメチャでも、このとき
ばかりは、目をつぶり、クチをださないようにしてください。
「あ~あ~、そんなやり方じゃダメですよ!私がやりますので、お父さんは引っ込んでてください!」
これでは台無しです。
あと、子どもが今、一番興味を持っている本や、よく見るテレビを聞かれることもあります。
「ポケモン」でも悪くはないのですが、もう少し落ち着いた、かつ、子どもらしい題材を
ピックアップしておきたいものです。